私たち大人が出来ることって何だろう

今回もブログを見てくださり、ありがとうございます♡

メリークリスマス

ということで今日は2023年12月24日 クリスマス・イヴでしたね。
みなさんパーティしましたか?
我が家は朝からスープを仕込み、前日から漬けていたローストチキンを焼いて
小さなクリスマスパーティをしました。
そろそろプレゼントを準備しようかな~というところです。

さぁ、今回は私の本業である「不登校の支援」について少しお話。
不登校支援の仕事を初めてもうすぐ3年。
インスタグラムでは時々関わった子供の話を投稿したりしていますが、
今日は私が支援した生徒でも度々登場する少年。

11月に入ってから少年の素行を心配する大人が増えていたこともあり
私と他の支援員と一緒に、少年をとある会社の社長さんのところへ
2回目のお邪魔をしました。
その方は非行少年の保護観察官でもあり、自らも少年と同じような人生を
歩んでいた方。
今では更正し色んな活動をしながら子供達の支援もしています。

少年は自分の人生において「人を信用しても裏切られてしまう」ことが
一番の怖さであることを話していたので、この社長と2時間程お話している姿を見て
少年が心を開こうと揺れているのが何となく伝わりました。

帰りの道中で、「あの社長のところに行くときは覚悟を決めなきゃいけない気がする」
と言った少年。
確実に揺れている証拠でした。

しばらくしてから、少年は働いていた職場を無断欠勤するようになり
今までの遊びグループと再び遊ぶように・・・
時々連絡をとり、メッセージのやり取りをしていましたが
ある日、他の支援員から「少年やばいかも」と連絡が来ました。

何がやばいのか分からず、何も知らない素振りでいつものように
「家帰れてる~?」と連絡すると、いつもならメッセージで返信が来るのですが
なぜか電話が掛かってきたんです。

たまたま会議で出れなかった私。その後折り返し電話するも擦れ違い。
電話が掛かってきた日の翌日夕方に不在着信。
「先生、すぐ電話ちょうだい」
このメッセージを見たのは着信から約30分後でした。
すぐ折り返すと、少年の友人が電話に出て本人はいないとのこと。
私もメッセージを入れ返事を待つも、一向に既読にならないメッセージ・・・。

実は電話とメッセージのあと少年は最近の素行の悪さの積み重ねで
警察に出頭していたのです。

私はとても後悔しました。
なぜあの時電話に気づけなかったのか。
あの電話は何かを伝えたくて電話をしたんじゃないか。

他の支援員も私に連絡くれるもどうしようもできない現実。
少年と会ってくれた社長も心配してくれており、自分が保護観察官になるよ。とも
言ってくださっていると聞いて安心したり・・・

彼が出頭して約1カ月。
おそらく寒い寒い部屋で1人過ごしているはず。
今は会うべきじゃない。
少年は何をどう思い過ごしているんだろう。と笑顔が憎めない、本当はとても優しくて
寂しがりやの少年。

少年の生い立ち、生育環境、家庭環境、すべてにおいて少年に非は無いが
少年自らが犯したことは少年自身の問題。
しっかり向き合い、自立した大人になってほしいと願っている大人はたくさんいることを
少年には忘れないでいてほしい。

非行系の子供達は、自分の人生の寂しさを埋めるために集団で居場所を作る。
どんな非行系の子供でも、彼らの話に耳を傾け、否定も肯定もせずに聞く。
その会話の中で彼らに諭し自ら考え気づいてもらえるような対話を続けていく。

少年たちの居場所は家でもなく、外でもない。場所はどこでもいい。
心の居場所を探し求めている集団
そこが見つかれば、居場所に来るようになる。
その生き方しか知らない環境で育った子供達も本当は苦しんでいる。

少年が外に出てきたときは、「おかえり」と言ってあげたい。
まだ16歳。これからの関わる大人で少年の人生は変えられる。
決して、今を無駄にしないでほしいと心から思う。

私たち大人が出来ること。
常に考え行動に移すのみ。


Message From・・

色彩心理カウンセラー
ごうはら りえ

子ども・家族・友人など周りの人間関係において
『我慢』をしているママや女性へ・・・
その我慢をし続けた先にある未来より
色のエネルギーを知り
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